このキャラクター、まだ残っていたんですね。 ITMedia に 「バザールでござーる」あと1年でサヨナラでござーる 35周年の節目に引退へ という記事が。 国民機と言われた PC-9800 シリーズのテレビ CM に、 「バザールでござーる」と連呼していた頃から馴染みがありますねぇ。 同社は「バザールでござーるは、NECがBtoC事業の割合が多かった時代において、個人ユーザーへの親しみやすさを醸成する販促キャラクターとして誕生しました。一方、近年は社会価値創造型企業としてBtoB事業へシフトする中で、企業イメージとの乖離(かいり)が大きくなってきたため、活用中止を決定しました」と説明する。 そうですね。 当時はコンシューマの機械は、ほぼ無敵の横綱相撲で売れていたので、 それを強化するには。という感じで耳触りの良いコピーでしたねぇ。 まぁ、1991 年頃なら、バブル景気崩壊直後なので、 日本経済はまだまだ元気でしたし。 前年の 1990 年とかには NEC のオフコンのテレビ CM に田原俊彦氏を起用して、 SIS は NEC と言ってましたからねぇ。 BtoC から BtoB へのシフトという事ですが、 1991 年当時も SIS の旗を振っていたので、そちらが残ったという感じですかね。 ただ、バザールでござーるに関しては、 PC-9800 が PC98-NX になった時に終わったのかと思っていましたが、 継続していたんですね。 それも 2026 年で終了。 現状コンシューマ向けの NEC の PC はレノボの OEM ですから、 時代も変わったなぁと思いますねぇ。