もう造らないのかな?って思ってました。
TECHNOEDGE に新ポメラDM250発表。WiFiスマホ連携やUSB-C対応、親指シフトやATOKも進化した6年ぶり高級モデルという記事が。
久々にポメラの新製品が発表になりました。
ここ最近はタブレットに Bluetooth キーボードを連結して使用すれば、
ポメラとほぼ同じ事が出来るようになっていたので、
よほど尖らないと出たとしてもスグに消えるよねぇって思ってました。
7インチWSVGA液晶やキーピッチ17mmのフルサイズキーボードなど外観はほぼそのまま、WiFiを経由したスマホとの連携強化、24時間駆動バッテリー、USB Type-C端子対応、本体保存メモリが倍増の20万字、打鍵音の静音化など順当以上にパワーアップを遂げています。
完全新規という訳ではなくて、2016 年の DM200 を今のスペックで再定義した。
みたいな感じですかね。
それでも安易なエンターテイメントに逃げずに、
QR コード連携だったものを WiFi 連携に変更。
バッテリーの持ちを 24 時間に増強。
USB-TYPE C 対応。
とあくまで基本機能をイマドキにしているって感じですね。
文字を入力する事のみを追求しているポメラなので、
シナリオモードが搭載されたのも、必然ですかね。
確かに今までなら、単にメモ帳を入力しやすいキーボードで入力する。
って事に終始する状態でしたが。
シナリオモードが追加になったので、シナリオ作るにはポメラじゃないと。
って選択肢が増えるかもですね。
デジタルデバイスとの架け橋のキーボードも変わってますね。
「中の人が自分で満足できるように作った」としか説明できないこだわりの機能としては、親指シフトに対応するだけでなく、負担の少ない右手一列ずらし配列「おやゆびシフト2」に対応しています。
元親指シフトユーザーさんが関わってますかね?
開発した富士通ですら親指シフトを諦めてしまったので、
このタイミングでポメラに親指シフト、親指シフト 2 が搭載されているのは、
親指シフトユーザーの受け皿になりそうな雰囲気が。
pomera DM250ではこの極々少数の、しかし作家など大量の文章を打つ種族が比較的多いと言われる親指シフトユーザーの右手親指問題に対処するため、キーボードの右側を1列ずらした独自の配列「親指シフト2」とキートップ用ステッカーを用意。
ここまで対応するのは並々ならぬ覚悟も必要だったように思いますね。
キートップ用ステッカーは大量に打鍵を繰り返していると、
文字消えが起こる気もするのですが、
キートップが親指シフトに変更できるサービスとか有ったら、
救世主扱いとかされたりして(^_^;)
「ノートPCがあるのに」「スマートフォンがあるのに」とは初代ポメラが登場した2008年から言われてきましたが、2022年にも高級路線の新型が現れるところを見ると、日本語入力専用機としての純度を求めるユーザーはどうやら途絶えていないようです。
これは、多機能機と短機能機の違いだから比べられないんですよね。
PC やスマートフォンなら、少し疲れた時やポップアップ通知とかが出た時についつい別の事ができてしまう。
しかし短機能機のポメラなら、兎に角文字を入力することに没頭出来るので、
そういう意味では邪魔されずに文字を入力し続けていたい。というニーズは満たさえれますね。
発売は、7/29 で価格が税込み 62,800 円。
やはり値段が上がってしまっていますが、
新モデルを用意して来たキングジムにはこれからも続けて欲しいですね。
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