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Netflix、ゼンハイザー立体音響技術採用

 2ch で立体音響ってどうやって?って思いました。

いつものインプレスにNetflix、ゼンハイザー立体音響技術採用。2chスピーカーで「驚くほどの没入感」という記事が。

2ch オーディオは、右と左の 1ch づつを再生して、
左右の差でステレオというのを認識していますが、
2ch で立体音響を実現?って思うのですが。

ステレオに代わるイマーシブ・ミックスの2チャンネル・レンダリングで、オリジナルの立体音響ミックスを、2chオーディオに変換し、ステレオを超えた立体音響を実現するという。
ああ、なるほど。
映像でも似たような経験をした事が有ります。
FHD(1080) をダウンコンバートして作られた SD(480) は、
SD 映像なんだけど、なぜか透明感というか解像度を越えたものが映っているように感じることが有りましたが、
音声も、イネーブルドスピーカーが必要な立体音響を、2ch へダウンミックス。

ただ、音の場合立体音響をダウンミックスするとやっぱり単なる左右の音になるように思うのですが、
ゼンハイザーの立体音響技術はそうならないって事なんですね。

動画配信サービスを使っているユーザーは、移動中にスマートフォンやタブレットで動画を視聴する場合、あるいは自宅でもフルサラウンド環境を実現できていない場合などは、一般的なステレオ環境でコンテンツを視聴していることが多いという。この場合、ユーザーはDolby AtmosやMPEG-H Audioで制作された音楽や映画の恩恵を得ることができなかったが、AMBEO 2-Channel Spatial Audioにより、その状況が一変するとしている。
そうですね。
タブレットとかで視聴したら当然 2ch や場合によってはモノラルですし、
家庭環境下では、AV システム構築している人は少なく単なるテレビの 2ch 音声で視聴しているので、
Dolby Atmos で鳴ってても聞こえなって事ですからね。
それがゼンハイザーの立体音響だと立体的に聴こえるって事なんですね。

でこれ、これから導入するから最初は北米からね。ってことなんだと思ったんです。
AMBEO Spatial Audioで視聴できるコンテンツは、Netflixで「Spatial Audio」と検索することで確認できる。
って有るので、どうなの?って思って検索してみました。


Spatial Audio で検索した結果がこの作品群。
Netflix オリジナルシリーズの作品のみですが、
既に 27 作品が対応済なんですね。

Dolby Atmos は 4K 契約になっていないと提供されないのですが、
私は HD 契約のユーザーでログインして Spatial Audio と検索して 27 タイトルが表示されるって事は、
HD 契約でも AMBEO 2-Channel Spatial Audio の恩恵に預かれるって理解で良いんですかね。
ちょっと視聴してみましょうか。

ただ、元々の音場の状態が分からないので、
立体的になっているのかどうかは明確にならないかもですが。

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