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ラジオの気象番組、AIで

AI に置き換えられる仕事の中にアナウンサーってありましたねぇ。

ITMedia にラジオの気象番組、AIで原稿作成から読み上げまで完結 NHKが公開という記事が。

AI アナウンサーを NHK が発表。
読み上げ原稿の作成から実際の読み上げまでを自動化できるという。
これ、サラッと書いてますが、
人間が原稿を用意してそれを読み上げさせるんじゃなくて、
AI が自分で読む原稿を作成して、それを読み上げるって事なんですよね。

まず読み上げ原稿のテンプレートを作り、気象台やアメダスの情報をもとに自動で穴埋めしていく。あいさつや警報注意報、天気予報といったトピックごとに文章を作成し、重要度を加味して読み上げる順番を決定する。同じトピックでも長めの原稿と短めの原稿を用意し、その組み合わせで番組の時間にぴったりなものを作成するという。
現在の気象予報のアナウンサーが行っていることを、そのままトレースしてるんですね。
このあたりの試行錯誤は、AI の得意ジャンルですかね。

しかも、読み上げも音声合成で作成。
NHKのとあるアナウンサーの音声を約10時間分用意し、ディープニューラルネットワーク(DNN)を用いて、自然なイントネーションや間の取り方を学習させた。
ここでディープラーニング投入ですね(^_^;)
イントネーションや間を徹底的に学習して音声合成独特のぎこちなさや、つながりの悪さを消すって事をやって作成。

記事では人手不足でも多くの気象番組を作成できると有りますが、
AI 置き換え可能な仕事にアナウンサーが有りましたが、
まさに実用化されつつあるって事ですね。

今回は音声のみなのでラジオですが、
映像とかもリアルタイム合成が違和感無くできるようになったら、
原稿読みが下手な人間のアナウンサーってイラナイって事になるかもですねぇ。

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