一瞬ハードウェアも現役なのかと思ってしまいました。
週刊アスキーに60年前から現役の鉄道座席予約システム「MARS-1」 歴史的業績としてIEEEが表彰という記事が。
60 年前に稼働開始したシステムが IEEE マイルストーンに登録だそうで。
鉄道座席予約システムMARSは、国鉄の鉄道技術研究所(現:公益財団法人鉄道総合技術研究所)の穂坂衛博士が発案。その試作機であるMARS-1は鉄道技術研究所の論理設計に基づき、日立製作所において回路設計と製作が行なわれ、1959年7月に完成した。
元々は国鉄側からの発案なんですね。
それを日立製作所が形にしたという事なんですね。
この手のシステム化というのは、システム屋さんが売り込んで。というイメージが有ったので、
国鉄内部からの発案というのは凄いなぁ。
私の記憶に残る一番古いマルス端末を見たのは、
小学校高学年の頃にみどりの窓口で新幹線の切符を発行してもらった覚えが有り、
当時はモノクロで角が丸くなっているブラウン管に残像が残りながら表示が切り替わって行くのを見て、
未来!って思った記憶ですねぇ。
記事の写真に写る、MARS-1 も MARS-101 も今となってはレトロ感ある外観なのですが、
かえって新しい。という感覚で見てしまいますねぇ。
1965年には、新幹線の座席予約システムとしても使用されるようになりました。
あ、そうですよね。
やはり記憶と年代との違いは無かったみたいですね。
で、この MARS-1 が IEEE マイルストーン登録って言うのと、記事写真の MARS-1 の中央処理装置を見て、
え?これまだ現役なのと思ってしまいました(^_^;)
現在は マルス 505 というシステムに引き継がれているんですね。
まぁ、現在のスマートフォンのアプリでの新幹線予約とかを、1960 年の機械じゃ処理できないでしょ?って思いましたが、
基本的な列車予約の部分は継続して磨かれているので、これからも進化を続けて継続して欲しいですねぇ。
ただ、日立製作所が汎用機(メインフレーム)製造から撤退していて、
鉄道情報システム(JRシステム)のマルスの紹介ページ見ると、本体の挿絵が IBM っぽいなぁって思ってしまいました。
まぁ、汎用機は日立と IBM は互換が有ったので、ハードウェアとしてはどちらでも問題無いのかな?と思ってしまいました。
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