2022/8/23 日に JEITA は強烈に反対していたのですが。
いつものインプレスに“ブルーレイ補償金”12月1日徴収開始。BDレコーダ税込200円、ブルーレイディスクは基準価格の1%(税別)という記事が。
2022/8 の時に不透明でアナログのやり方をデジタルに強制的に当てはめるのはおかしい。と
当時 JEITA は強烈に反対していたのですが、制度は結局そのまま適用のようにも見えますが。
“ブルーレイ補償金”の徴収を2025年12月1日より開始すると発表した。12月1日から、購入価格にBDレコーダーは200円(税込)、ブルーレイディスクなどの記録媒体は基準価格の1%(税別)が含まれる。
BD レコーダー買ったら、200 円が上乗せされていて、
メディア買ったら販売価格の 1% が上乗せされる。
という事で 2025/12/1 から課金される。という事ですね。
ただし、対象になるのは BD レコーダーと BD メディア(録画用 BD-R/RE)のみ。
メディアのうち データ用 BD-R/RE 、DVD(±R/±RW/RAM)、HDD、USB メモリ、SSD などは対象外。
ハードのうち、HDD レコーダー、BD プレーヤー、PC 用 BD ドライブなどは対象外。
これテレビ放送が録画できる Blu-ray ドライブが載っている機械と、
テレビ放送に乗せているダビング 10 の重 DRM に対応している録画用 BD-R/RE の決め打ちって事ですね。
保証金の徴収は JEITA が協力して機器代金やメディア代金から回収という流れのようですね。
と、12/1 から保証金制度が開始しますが、
メディア製造を国内メーカーの殆どが撤退していたり、
テレビ放送を録画して視聴するという文化が、TVer のような後日に追っかけ視聴が出来るような状態になって来ていて、
果たしてこれからレコーダー購入して、バンバン録画してメディア保存するぜ、
なんて人が沢山居るのかな?という感じも。
私は全録機+BD レコーダーという構成を7~8年近く使用していますが、
全録はまぁ録れてるからという感じも有りますが、
BD レコーダーは番組狙って録ること無くなってるなぁという感覚ですね。
元々 BD レコーダー導入はテレビコマーシャルを録画したかったからですが、
現在では、Youtube で高解像度・長時間のテレビコマーシャルが視聴できるので、
テレビ放送から BD へ収める必要性も無くなっているんですよねぇ。
それと、レコーダーの方は大抵日本メーカーが製造して販売店に卸しているので、
販売履歴で台数×200 円で販売店から JEITA 関連の所が金額吸い上げるんだと思いますが、
メディアの方ってどうなんでしょうね。
現在では台湾製造とかの製品が幅を効かせているので、
代理店通さずに直輸入とかで販売してる業者とかは販売実績とかの数字を変更しても気づかれない?のようにも思ったりもしますが。
それにしてもダビング 10 で重 DRM を利用者に強いたのに、
その上利用者から課金ですか。
これ、テレビ視聴における録画文化の終わりの始まりになるんじゃないのかな?という気もしてしまいますねぇ。
コメント