これは、隙間に印刷出来ますね。
いつものインプレスに細長いQRコード「rMQRコード」誕生。省スペースに印字可能という記事が。
QR コードと言えばデンソーが開発したものですが、
今ではスマホ決済で当たり前のように表示が出てますよね。
しかし QR コードは正方形な形をしているので、小さいサイズには限度がありました。
そこで、開発元のデンソー(現在はデンソーウェーブ)が高さが 1/3 化した QR コードを開発。
新たなQRコードとして、rMQRコード(アール・エム・キューアールコード:長方形マイクロQRコード)を開発した。rMQRコードは、国際規格(ISO)を取得しており、世界中のすべてのユーザーが自由に安心して使えるとする。
正方形だったものを、横に伸ばした感じの形状ですが、
例によって、□と■が重なったようなマークが一番左にありますね。
ただ、今までの QR コードを見慣れていると、この rMQR コードを新型 QR コードとは認識出来ないかも?
それでも、この細長いサイズ感はどこにでも印刷ができそうな感じですね。
しかも既に ISO を取得しているので、似ていて読めないものがるという混乱も避けられますね。
最大で数字で361文字、英数字で219文字、漢字で92文字のデータを格納できる。また、QRコードと同等の構成パターンを配置し、高速読み取りを実現する。
元々の QR コードが格納出来る文字情報が異常な程多いので、
流石に rMQR コードではそこまででは無いにせよ、格納できる文字数を考えたら、
ほぼ問題ないんじゃないのかなぁって思いますねぇ。
記事の写真で、rMQR コードと、QR コードと、マイクロ QR コードの比較が載っていますが、
マイクロ QR コードはもうその役目が終わった感じがしないでもですね。
QR コードは読み込んだイメージからエラー訂正を一定のルールで計算して行っていて、
読み込みエラーから正しい値を類推する方式ではないので、高速読み取りの特徴はそのままなんですね。
そして、記事の最後に利用シーンの写真が載っていますが、
すぐに現実として利用されるものばかりって印象を受けますねぇ。
生鮮食品なら、トレーサビリティー用に使えますし、
検体なら、被験者管理に、
工場製品なら、製造ロットや製造年月日とかの管理に使えますし。
このサイズ感なので、邪魔にならずに rMQR コードが記載されているって感じになりそうですね。
これ、現在 QR コードが読めるリーダーなら、
読み取りソフトの改修を行ったらすぐに使えそうな雰囲気ですね。
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