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Apple、iPhone 16eで独自の「C1」5Gモデムを

究極全て内製にしたいんでしょうね。

XenoSpectrum にApple、iPhone 16eで独自の「C1」5Gモデムを発表:Qualcomm依存からの脱却とAndroidへの影響という記事が。

16e に搭載された 5G モデムは Qualcomm の製品ではなく Apple 内製の C1 チップ。

同社によれば、このC1モデムは、これまでにiPhoneに搭載されたモデムの中で最も消費電力効率に優れている物とされ、iPhone 16eのバッテリー駆動時間を大幅に向上させることに一役買っており、Android陣営に大きな影響を与える事にもなりそうだ。
自社でデザインして製造するって事は、何処で電力を多く消費しているのか理解出来るのが強みですね。
今までの 5G モデムは Qualcomm 製で、Apple 側は仕様通りの電力供給を行うしか選択肢が無い状態でしたから。

この流れって、Apple Silicon (M 数字チップ)の時の流れに似てますね。

当時 Intel を載せてた Mac が自社製造の M1 チップを Macbook Air (13) に載せてきて、
性能も段違いに上がり、省電力性能も良くなって、M1 前と後で Mac のパフォーマンス変わりましたから。

現行のC1モデムはミリ波5Gをサポートしていないが、Appleは「業界をリードする効率性」を提供し、バッテリー駆動時間の向上に貢献すると述べている。
5G ミリ波は中継局が目の前に見えてないとメリットを成就出来ないので、
5G Sub6 で良いのでは?って思うんですよね。
そうなると、バッテリー持ちが良くなるし、自社でコントロールも出来るし。と良いことが多いかなぁと。

Qualcommからのモデム購入費用に加え、技術ライセンス料も巨額に上ると見られる。一部の試算によれば、iPhone 16シリーズの販売目標が達成されれば、AppleがQualcommに支払う金額は25億ドルを超える可能性があるとも言われている。
これはスゴイ金額ですねぇ。
25 億 USD って、1USD = 150YEN だと 3,750億 YEN という途方もない金額になるので、
この分を自社の開発製造費用に振替えて、自社でコントロール出来るチップができれば、
それだけで未来の端末群の製造コスト下げれますもんねぇ。

AppleがまずミドルレンジモデルのiPhone 16eでC1モデムを導入したのは、フラッグシップモデルへの搭載に先駆け、リスクを抑えながら技術的な課題を洗い出す戦略と考えられる。
これはそう思いますねぇ。
今回 16e には MagSafe が載っていませんが、C1 搭載で MagSafe との折り合いが付かなかった?なんて気もしたり、
より高機能なモデルよりも、平均的なモデルに実験投入(それでも、試作品で相当テスト済)して、
利用者のフィードバックを集めるのと、現在はまだ課題になっている部分をアップデートする目的も有るかもですね。

それを思ったら、SE 4 という訳ではなく、16e という追加モデルになったのは、
頷ける部分が有りますねぇ。
(だって、SE ってSpecial Edition の略ですから、もし問題頻出なら Special じゃないじゃんって言われますから ^_^;)

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