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Microsoft、Windows 10開発版で

シェルって UI 部分って事で良いんですかね?

マイナビニュースにMicrosoft、Windows 10開発版でシェルとベースを分離する取り組み開始かという記事が。

Windows 3.1 までは、MS-DOS 上で稼働するシェルアプリでしたが、
Windows 95 で一応カーネルとシェルが一体化という事になり、
NT 系で一体化という道を歩いてます。

だから、95 フィールのシェルがそれまでの 3.1 のような使いづらいものから、
直感直視で使えるものになったので、多数ユーザーの安心感でユーザーが増えたんでしょうし、
8 のような今までを否定する UI が出た時も、
UI が分離してたら、旧来のものに出来たのに。って感じを受けました。

そして、Windows 10 Insider Preview Build 18917 で、
シェルとカーネルを分離する方向に進み始めたような。

ツイートでは、このビルドから「Shell Update Agent」と呼ばれるコンポーネントが導入されており、オンデマンドでシェルのアップデートが可能になると示唆している。
アップデートエージェントという名前だと、
分離してるのかな?って感じも受けるんですが。
単純に 7 まで搭載されていた、クラシック表示を取り戻すみたいなもののようにも思えたり。

ただ、Windows Server は、2008 から Server Core が用意されいて、
UI なんてコマンドと Power Shell のみという、MS-DOS ?って思えるような構成が選択できるので、
Server OS がそれぞれ、
Windows Vista → Windows Server 2008
Windows 7 → Windows Server 2008 R2
Windows 8 → Windows Server 2012
Windows 8.1 → Windows Server 2012 R2
Windows 10 → Windows Server 2016 / Windows Server 2019

という組み合わせになっていて、
Windows Server 2008 から Server Core が用意されているって事は、
実は、Vista 以降ってシェル分離出来るように作ってあって、
コンシューマ向けは絶対分離しないようにして、
エンタープライズ向けは GUI 無し版 / GUI 有り版の二択(インストール時に選択できる)


Windows Server 2016 VL 版 ISO 起動セットアップ時の OS 選択画面

というように作られているので、
三味線弾かずに、別シェルに置き換え出来る機能を開放します。
って事にすれば良いのに。って思ってしまいますねぇ。

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