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自前のWiMAXルーターを

突っ込みどころ満載なんですが(^_^;)

いつものインプレスに自前のWiMAXルーターを2+対応品に無償で交換してみたという記事が。

ライターさんが自前のWiMAXルーターをWiMAX2+のルーターに交換するキャンペーンに応募して、
NECのNAD11に交換した。
という記事なんですが、読んでると何か突っ込みを入れたくなる場所が(^_^;)

WiMAXはWiMAX 2+に対して1つ利点がある。それは、利用量の制限がない点だ。しかし、WiMAX 2+製品はWiMAXとも互換性があるので、WiMAX 2+に移行しても、端末側でWiMAXモードを明示的に選べば、容量制限なく使い続けられる。そのため、WiMAXルーターユーザーは、移行によって失うモノは全くないと言ってもいい。
来年の4月まではそうでしょう。
WiMAX(1)はサービスインの規格をそのまま保持しているので、下り最大40Mで制限無し。
でも、来年の4月から理論値最大速度が13.3Mへ減速され、
WiMAX2+側では、24ヶ月の速度制限は無しと言うものの、3日1Gでの速度減速は実施する雰囲気。

キャンペーンを利用する=UQが速度上げるけど、速度制限入れる事を納得した事を意思表示したって取られませんか?
移行によって失うものは、何の制限も無かった下り最高40Mの現実だと思いますよ。

WiMAX 2+では、月7GBの利用制限があるなど、条件や料金プランの詳細も異なるので、その辺りを熟知していない人は、前もって内容を確認すべきだが、
いやいや、サラッと流しちゃダメでしょ?
ものすごくシンプルな構成だったWiMAX(1)に対して、
LTEが絡んで全く意味不明な状態になっているWiMAX2+の現状を、
ライターの視点として、「こんなんじゃ利用者を煙に巻くだけだ。もっと分かり易く」って事を書かないと。

少なくとも、WiMAX(1)/WiMAX2+/LTEで契約すると、
ルーターのモードがどうだの、LTE側で制限超えると、WiMAX2+も制限掛かるとか、
でも、WiMAX(1)は制限掛からない。けど来年4月以降は最高速度が下がる。
とか。

表でも作って説明する位しないと理解できない位、
WiMAX2+の体系って分り辛いんですから。

記事最後の方で速度確認しているのですが、
東京って、WiMAX(1)で3M程で、WiMAX2+で13M程しか出ないんですね。
逆に驚きました。
東京なら、WiMAX(1)は20M超えてて、WiMAX2+は50Mとかの夢の速度出てるじゃないかと思ってましたから。
そう思えば、現状WiMAX(1)で下りコンスタントに11M~15M出ている環境っていうのは、
相当恵まれてる?って思ってしまいました。

完全に無償で、失うものなくより高速な規格を利用できるようになる。まだ申し込みしていないユーザーは、積極的に検討すべきだろう。
最後にもう一度押してますが、
来年4月に220になった時に、WiMAX2+は最高速度は理論値半分で、WiMAX(1)は最大13.3に減速。
っていうの事を思えば、

今乗り換えたら、来年4月以降に変わるもの。

WiMAX(1) 40 → 13.3
WiMAX2+ 110 → 110
3日1G制限

来年4月以降にCA対応機に変えると

WiMAX(1) 40 → 13.3
WiMAX2+ 110 → 220
3日1G制限

ってなるので、条件考えたら今すぐ飛びつくのはやっぱ間違ってるような気がするんですよね。

で、UQさん。
WiMAX(1)側の帯域削って、2+に振り替えて、速度が上がるから1G到達が速くなるんですが、
他の携帯キャリアの真似して、速度制限入れるんじゃなくて、

プランとして、2+の中に最高速40Mプランっていうのを入れて、
現WiMAX(1)と同じ、転送量制限無し、最高速度40Mって事をやってくれれば、
直ぐに全部の帯域WiMAX2+に振り替えて、
WiMAX(1)ユーザーを、40Mプランへ移行ってすれば、よく考えてるなぁって思うんですが、
そういった考えには行かないんですかね?
まぁ、実際WiMAX(1)の理論値40Mは到底出ないと思うので、
2+で最高速20Mプラン(ただし、最高速は本当に20M出る、制限なし)って言うものであれば、
私はそっちへ乗り換えたいって思ってしますねぇ。

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