本体と同一系ならラベル無くても?
いつものインプレスにローソン、ミネラルウォーターのラベルをシール化 プラ82%削減という記事が。
ローソンの PB のミネラルウォーターのラベルを、シール化してプラの使用量を削減だそうで。
ペットボトルの上部を覆うようにラベルを貼り付けていたが、リニューアルによりシールタイプに変更し、ラベルサイズを小さくした。
ペットボトルには必ずラベルが巻かれていて、リサイクル時にはラベル剥がしてね。
って言うのが一般的に浸透しているものですが、
ここをシールタイプのラベルに変更ですね。
これで、年間 150kg のプラ使用量削減が見込めるんだそうで。
それでも、たった 150kg なんですねぇ。
この手のペットボトルって大量生産しているので、削減量ってもっと多いのかと思ったのですが、
スゲェ!って感じにもならないかも?
それでも、少しずつの削減が全体の削減につながるって思えば、
これも一つの削減なんですかね。
ラベルはボトルと同一系の素材でできており、印字面はリサイクル工場での洗浄工程において、ラベルに印刷されたインクが除去され無色透明となる。これにより、ラベルをはがし忘れたペットボトルがリサイクル工場へ回収された場合でもリサイクルが可能。
ん?
ボトルと同一系の素材で剥がし忘れても洗浄で色が抜ける。
当然同一系素材なのでそのままリサイクル工程に廻せる。
おや?
それってシール状にして貼り付けるんじゃなくて、
洗浄時に色が抜けるインクで本体にパッケージデザインとか印刷したら良いんじゃないですかね?
まぁ、バーコード部が必ず本体の表面積が大きい凹凸が無い部分じゃないとダメな気はしますが、
こうなったら、ストライプバーコードは止めてしまって、
エラー訂正に優れる QR コード印刷に変更してしまうっていうのも手では?と思ってしまいました。
ラベル化して削減幅が広がるとは言え、ストライプバーコード絡みで最低でもラベルは必要。
というのであれば、ストライプバーコードを QR コード化のコストを何処かで掛けて、
そもそも「ペットボトルには直接デザインを印刷している」という状況を生み出したら、
もっとプラ削減が出来ると思うのですが。
ストライプバーコードしか読めないリーダーの改修とか、
曲面への印刷の精度とかクオリティとか有ると思いますが、
これ乗り越えたら、色々な部分でコスト削減とプラ削減が出来そうな気がするのですが。
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