テレメトリの消え方が急でしたからねぇ。
ITMedia にispaceのレジリエンスランダーは月面に衝突か 「確認は困難」、ミッション2は終了にという記事が。
今朝 AM4:00 過ぎ頃から Youtube のライブ配信を見てました。
民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のミッション2として月面着陸に挑戦した「RESILIENCE(レジリエンス)ランダー」との通信が回復できないため、ミッションを終了すると発表した。
ミッション 1 の時は月軌道から地表目指した所でロストしましたが、
今回は、あと少しという所でロストですねぇ。
ライブ配信見ていると、ランダーの図の横に表示されているテレメトリが、
直前までは正常値を示していて、
速度・速度とか、スラスタ出力とかも表示されていましたが、
速度が 200キロ/時 とか位までに減速されて来たのが映っていて、
いよいよ。って感じで見ていると、
テレメトリ表示が枠を残して消えた状態に。
高度を示すグラフも垂直に下がっていて、これはランディング時にそうなるのかな?
と思っていましたが、管制室の映像見ると何かヒリヒリした空気感が伝わってきました。
記事に有る写真がまさにですね。
Space X とか H3 とかでも、最近はテレメトリがリアルタイムで見えるように工夫されていますが、
機体制御がどうにもならなくなってもテレメトリだけは見れていたので、
テレメトリの全ロストって??感じでした。
午前9時までに確認されたのは、着陸時の月面との距離を測るレーザーレンジファインダーで有効な計測値の取得が遅れていたこと。そして月面着陸に必要な速度まで十分に減速できていなかったこと。これらの状況から、ispaceは「当社のランダーは最終的に月面へハードランディングした可能性が高いと現時点で推測している」とした。
ミッション 1 の時にも高度が上手く取れないという問題で墜落となっていましたが、
ミッション 2 でも高度が上手く取れなかった?って事ですかね?
そうなると、減速無しの自由落下で月面へ墜落という事になったのかも?
高度計測が課題として残りますねぇ。
iSpaceの袴田武史CEOは「原因をしっかり解析して、次につなげることをしっかりやっていく。
そうですね。
宇宙開発はとてつもなく難しいので、失敗の先に有る成功を目指して歩みを進めて欲しいですねぇ。
応援してます。
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