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新方式のVHS再生機を

 難易度相当高いと思いますが。

マイナビニュースに新方式のVHS再生機を開発表明 カビが生えたVHSテープもダビング可能という記事が。

既に各社共に製造が終了している VHS デッキですが、
新方式で読み取りが出来るものを作るそうなのですが。

ヘッドにテープを直接押し当てずに再生できる独自の仕組みを採用し、カビが発生していてもテープやヘッドを傷めずに再生できるという。テレビへの接続機能は持たず、直接microSDカードなどのデジタルメディアにダビングできる仕組みを採用する。商品名、価格は未定で、2026年度をめどに開発する。
VHS というか民生用の VTR は回転ヘッドを持ちヘリカルスキャン方式でビデオテープに記録されているもの。
これを、ヘッドに押し当てずに読み取るという新方式を作るって事なんですね。

2026 年度目処にって事は 5 年掛けて作るって事ですね。
既に何かのアイディアが有るのであれば良いのですが、
無からだと、 5 年ってあっという間のような気がするのですが。

VHS の場合、ヘリカルスキャンなのでビデオテープに対して斜めに記録がされているので、
リニアに記録されているわけでも無く。
Hi-Fi 音声に至っては深層記録されているので、
右チャンネル、左チャンネルときちんと読み出せる事が出来ますかね?

新方式のVHS再生機は、映像 / 音声出力端子は設けず、テレビにつないでの視聴は行えない。デジタルメディアへのダビングを主眼とし、本体に確認用の小型のディスプレイを設置する。ダビングは、数回のボタン操作で自動的にデジタル媒体へ行えるようにするという。
用途的には VHS をデジタルメディアに移行させるってコンセプトのものなので、
新しく録再するわけではないですが、
5 年後に VHS テープをデジタル移行したいというニーズがどれくらい残りますかね?
2000 年代初頭なら画期的と言われそうだと思いますが、
古い VHS が有る家は有ると思いますが、果たしてそれをデジタル化するニーズの市場が生まれるのかな?って気もするのですが。

まぁ、クラウドファンディングとかではなく、
アットアイディアって会社が自社開発で作るみたいですが、
技術的な難易度相当高いんじゃないかなぁって思いますねぇ。

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