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レコードをDSD 5.6MHzで録音できる

ソニーがレコードプレーヤーですか。

いつものインプレスにソニー、レコードをDSD 5.6MHzで録音できるアナログプレーヤー。約6万円という記事が。

レコードプレーヤーに、デジタル出力可能な I/F を搭載した製品ですね。
出力で、2ch ステレオ(ピンプラグ)以外に、
DSD 5.6MHz
PCM 192KHz/24bit
で USB へ出力出来る製品なんですが。
なんですが。なんですが。なんですが。なんですが。(^_^;)

記事の仕様を読んでいて、「??????」こんな感じに。
ベルトドライブ式で、新設計の軽量シェル一体型ストレートトーンアームを採用。MMカートリッジを標準装備しており、ヘッドシェルはユニバーサル型ではなく、カートリッジ交換はできない。
一つ目が「ベルトドライブ」
見間違い?って思って、他の IT 系サイトも漁ってみたんですが、
間違間違ってないんですが、
レコードプレーヤーって、経年劣化の回転偏りの事を思ったら、
ダイレクトドライブじゃないと厳しいと思うんですが、大丈夫なんですかね?
DSD とかでデジタル化しても、音声がふらついた状態で DSD とかになっても、
「良い音で、音がおかしい」って状態になると思うんですが。

二つ目が「カートリッジ交換はできない」
それって、レコード針がダメになったら修理でソニーに出さないとダメって事ですよね?
1980 年代に自宅に有った、松下電器(Technics)のリニアトラッキングのレコードプレーヤーは、
MM カートリッジで、レコード針がダメになったら、
ナガオカの MM カートリッジを指名買い(^_^;)
そう言う事も出来ないって事ですよねぇ。

モーターはDCモーターで、33 1/3回転、45回転が可能。
EP 用アダプタの記載が無いですが、これは別途用意しろって事なんですよね。

EP アダプタはまぁオマケのようなものですが、
ハイレゾ出力プレーヤーなのに、ベルトドライブ?カートリッジ交換不可?
あれ?って感じてしまいました。

それと私は、今の盲目的なレコードの音が良い。って言うのには違和感を感じるんですよね。
実際、レコードを聴いてました(CD 前夜なのでレコードしか無い)が、
レコード自体が帯電するので、
周りで飛んでいるホコリを吸い寄せ、
再生時に、パチパチとか、ブツッとかの、製作者の意図しないノイズ音を発生させる。
LP のように直径が 30cm もあるようなものは、
油断するとソリが生まれ、まともな再生が出来ない。
曲間の本来無音であるべき所が、当然針が擦れる音が入る。
そういった事まで思うと、
「レコード=音が良い」って論調は何か違いませんか?って思ったり。

アナログの波形がなだらかになっていて、
デジタルでは表現出来ない部分があるから音が良いというのも分かりますが、
取り回しまで含めて、メリット・デメリットを考えて、
どれが一番聴く人にとって最適なのか。
を考えるべきじゃないかなぁって思います。

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