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Flashの2020年末廃止を発表。

やっとって感じもしますが。

engadget 日本版にAdobe、Flashの2020年末廃止を発表。HTML5やWebGL、WebAssemblyへの移行を推奨という記事が。

主要ブラウザは、段階的に Flash 廃止に持って行ってましたが、
開発元の Adobe から正式に、2020 年に終了というアナウンスが出ました。

実質的には、もうウェブ上においてFlashが必要な場面はかなり少なくなっています。Chromeブラウザーの統計では、2014年にはまだ80%あったFlash使用サイトは現在では17%にまで低下したとされます。また上記5社の提供するサービスやブラウザーもFlashからHTML5への移行をほぼ完了しています。
そうですよねぇ。
数年前辺りはそれでも、Flash 使っているサイトが多いなぁって感じを受けましたが、
良くも悪くも、最近のモバイルファーストのサイト作りに移行した所は、
必然的に Flash が無くなり、代替テクノロジーで動きのあるサイトを実現していて、
その割合が昨年末辺りから急速に増えて来た関係かなぁって思います。

それに、Flash 自体に画期的な新機能が追加されるわけではなく、
「緊急」と題されたセキュリティアップデートばかりが出て来る状況なので、
好んで使う必要は無くなりますよねぇ。

iPhone が出た頃って、「iPhone って Flash が見れないから不便」なんて記事が、
当時の IT ライター達が書いてましたが、
Flash 無いのが当たり前の世の中になるっていうのは、感慨深いですね。

ただ、まだ影響が大きすぎるものもあるので、3 年の猶予を切ったってことですかね?

完全に枯れてて誰も使わくなってるのなら、来月サポート終了なんて事にもなりますが、
そうじゃなくて移行期間がしっかりあるってことは、
Flash で作られていて、現状代替が効かないものは、
一刻も速く移行方法と移行態勢を整えないと、あっという間に 2020 年って来そうですよねぇ。

2020 年末廃止なら、あと 3 年半。
大規模なソフトウエアなら、技術課題洗い出し、代替方法検討・検証なんて事をやってると、
あっという間にデスマーチに突入しそうな気がするんですが。

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