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NTTcomら、裾野市でLED照明を

色は白以外も試すんですかね?

マイナビニュースにNTTcomら、裾野市でLED照明を活用した路面描画で注意喚起を行う実証という記事が。

道路標識だと刻々と変わる気象情報に対応できないので、
照明で情報を追加するって方式ですね。

4社で開発したスマート道路灯を活用し、路面凍結による交通事故削減に向けた実証実験を、2023年2月より裾野市で開始したことを発表した。
記事に写真が載っていますが、
照明灯から文字を投影して、道路状況を伝える文字を表示する。っていう実証実験ですね。

こういった取り組みは良いですね。
実際に通過した時に危険な状態になっているのが分かるよりも、
事前に分かる方が対応出来る時間が作れますからね。

スマート道路灯は従来の道路照明灯とは異なり、エッジAIカメラや環境センサー、路面描画装置を搭載。常時ネットワークに接続しているため、交通状態の把握・予測が可能。交通事故防止・削減に貢献できるほか、道路照明灯の故障、不点灯などの常時監視の省力化も期待できるとしている。
これ、結構なものを内蔵しているんですね。
単体ですべて完結する仕様だからなのか、
カメラ・環境センサー・描画装置。
まだ実証実験なのでコスト度外視なのかもですが、
結構な価格になりそうですねぇ。

今回の実証実験では、裾野市石脇柳端橋の道路照明灯にスマート道路灯路面描画装置を設置し、路面に「凍結注意」という文字を描画する。
記事の写真だと、白文字で凍結注意の文字を描画していますが、
薄っすらと雪が降り路面が白くなってしまっている場合は、
白文字投影しても見えないんじゃないかなぁって思いますねぇ。

カメラと環境センサー搭載しているのであれば、
投影面の色を判定して、補色表示で文字を描画した方がよさそうな気もしますね。

それと、投影じゃなくて LED レーザーとかで文字を描画した方が視認性が高いようにも思うのですが。
このあたりは視認性も実験するみたいなので、
見落としし辛い投影方法が見つかると良いですねぇ。

将来的には、描画情報と自動運転車両向けの道路情報提供とかが出来るようになるのかな?
って予想しますが。
そうなると、細かい道路状況が通過車両に伝達されてより決めの細かい制御が出来そうな気がしますねぇ。

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