方針が発表されましたね。
Gadget Gate にカスペルスキー、政府による販売停止命令受け米国事業を段階的に縮小・撤退すると発表という記事が。
米国での販売禁止命令が出されていたカスペルスキーですが、
撤退時期の方針が発表ですね。
7月20日から米国での事業を段階的に縮小することを明らかにした。カスペルスキーは、米国での事業は「もはや存続不可能」だと述べている。
まぁ、製品の販売禁止となったので、
ご禁制の商品になったカスペルスキーですから、撤退という流れになりますよね。
カスペルスキーの事業縮小に影響を受ける米国の従業員は「50人未満」だとされている。カスペルスキーの広報担当者も、米国において人員削減を行うことを認めた。
米国での従業員が 50 人未満ということは、既に人員削減は終わらせていたようにも思えますね。
米国では販売禁止になりましたが、EU や日本では普通に販売しているので、
人員をそちらに振り替えているという気もしますねぇ。
9月29日以降、カスペルスキーは米国の顧客にソフトウェアやセキュリティ更新を提供できなくなるため、ユーザーがインストールしたカスペルスキーのウイルス対策ソフトウェアは最新のセキュリティ状態を保てなくなる。
これ以降は完全な自己責任ですよねぇ。
とは言え、ネットの接続方法を別の国経由みたいにしてアップデートを受けてる人は出そうな気はします。
すでに、米国のカスペルスキーのウェブサイトでは製品を購入できなくなっており「法令を遵守するため、カスペルスキーの製品はあなたの国からは購入できません」と注意書きが表示されるようになっている。
7/20 を待たずに販売が停止しているのであれば、既存ユーザーのみが後 2 ヶ月って猶予を与えられたに過ぎないので、
大きな混乱は無いですかね。
元々米国でどの程度のシェアが有ったのかは不明ですが、
戦争絡みで完全撤退となり、シェアがゼロ(なるかな?)になるのは、異例な気もしますねぇ。
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