それでも、管理者は大変ですよ。
ITMedia にマイクロソフト、USBメモリで起動できる修復ツール提供 全世界で多発したブルースクリーン問題でという記事が。
先週の金曜日に大混乱を巻き起こした CrowdStrike の Falcon に起因する問題。
マイクロソフトが回復ツールを提供ですね。
回復ツールは、2つの修復方法から選べるもので、7月20日に公開した。
とは言え、この 2 つはどちらもそれなりの知識が必要なので、
管理者は 1 台 1 台対処しないと行けないのは辛いですよねぇ。
1)WinPE(小規模OS)から回復する方法。デバイスの修復を容易にするブートメディアを生成する。ローカル管理者権限は必要ない。2)セーフモードから回復する方法。
最初の頃から、Safe モード起動して該当のファイルを削除したら大丈夫。
というのは流れていましたが、Safe モード起動した後ツールで対応するのも
2) で用意ですね。
ただ、Safe でも起動できないというのも散見されていたので、
果たして大丈夫かな?という気もしますね。
どちらを選んでも大変だなぁって思いますねぇ。
そもそも、カーネルモードで Falcon が実行されているので、
Windows 側は OS 同等のレベルで実行されているものがコケてしまうと、
引きずられますよねぇ。
日曜とかに出てた記事では、損害賠償で保険会社が困るみたいのが有りましたが、
ソフトウェアって使用許諾の所で、ソフトウェア使用で発生した損害や逸失利益などは一切責任を負いません。
って書いてあるのが普通で、
使用者はその条件でソフトウェアを使う権利を購入しているだけなので、
CrowdStrike への損害賠償請求は出来ないですからねぇ。
ああ、航空会社とかで利用者から到着遅延の損害賠償を起こされる。
という意味なら、その記事の意味は通りますがそんな書き方してなかったように読めたんですけどねぇ。
(元々が英語で翻訳の際に意訳で変わった可能性はありますね。)
今回色々脆弱な部分が露呈した気がしますので、
止まらないようにする対策の確立は急務ですねぇ。
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