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本当は合理的な

え?

マイナビニュースに本当は合理的な「Windows 10 無償アップグレード」という記事が。

最近、RedStone へ向けてのビルドがドンドンとダウンロード可能になっているんですが、
それに対する記事ですね。

なのですが、またしても突っ込みどころ満載で(^_^;)

Windows 10は、セキュリティパッチや不具合修正に加えて、新機能の追加などが随時行われているが、それがWindows Updateですべてのユーザーにいやおうなく適用されるわけではない。
違うでしょ?一般ユーザー向けの無印は、Windows Update が拒めなくなってるでしょ?
Pro 版では、再起動までの時間設定が出来るようになっているとは言え、
インストール拒否はやっぱり出来なく、
EnterPrise 版になってやっと、LTB が利用出来るので、5 年間インストールを遅らせるように出来る。
って事でしょ?

それと、Insider Preview をごっちゃにして解説したら混乱しますよ。
リスクを覚悟でファーストリングとして早期の更新を入手できるし、多少は配布が遅くなっても安定した更新を受け取りたいユーザーは、スローリングとしてファーストリングのユーザーの中で大きな問題が起こらない場合に限って更新するといった方法をとることができる。
だから、スローリングでも Insider Preview ユーザーは、
「問題発生上等。自力解決出来るので無問題」を求められ、
通常ユーザーは、Fast/Slow リングの人柱で発生した問題を解決したバージョンを利用可能になるので、
スローリング=通常ユーザーでは無いですよ。

それと、記事最後を読んで、
は?何言ってますか?って思ったのが、
理想はWindows 7以降のユーザーが、全員Windows 10に移行することだ。これは、特定バージョンのWindowsがサポート期間いっぱい使われ続けることをも抑制し、実質的なサポート期間を短縮するということにもつながる。そして、そのことは、Microsoftが古いWindowsに対して確保しなければならないコストを下げられることを意味し、その分を新たな研究開発にまわすことができるようになる、ということでもある。
これ。
少なくとも業務アプリは、使用前にサポート期間を確認してそのアプリの利用期間を決定します。
なので、サポート期間いっぱいを使用期間としたら、その通り使います。
なので、途中で簡単に次のバージョンへ移行なんてありえないです。

単純に家庭向けの一般ユーザーの事のみ考えて、サポート期間短縮でリソースを新しい研究開発に回すなんて思ってるのなら、
IT 系の記事としては有るまじきだと思いますが。

業務ユーザーに、
「2020 年までってサポート期間言ってたけど、あれ、2018 年で終わりね。2018 年には次のバージョンになるから入れ替えてね。」
なんて事を言ったら、非 MS のシステム構築へ一気に傾きますが?

多少のリスクを覚悟の上でも、無償のWindows 10へのアップグレードを受け入れるのはそういうことなのかもしれない。
メーカーがドライバ提供しない。と明言しているのにアップグレードするんですか?
アプリの動作保証が取れないのにアップグレードするんですか?
ブラウザとメーラーと SNS 系アプリだけ動けば良いって言うのとは違うんですよ?

何だか、え?って思いながら記事を読んだんですが(^_^;)

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