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「ポメラ」の新モデル

ポメラのコンセプトってこうでしたっけ?

engadget 日本版にデジタルメモ「ポメラ」の新モデル「DM200」発売。WiFiを搭載しポメラ専用の新「ATOK」を採用という記事が。

初代ポメラが出た時の衝撃感って凄く、
ともすれば余計な装備満載な機器に対して、
とにかくシンプルに。削ぎ落とす所は削ぎ落とす。って感じの製品でした。

代を重ねると、やはり肥大化して来ているなぁって感じで、
そろそろ新しいモデルも出ないし終了なのかな?って思った所でした。

そして、今日発表の DM200 の仕様。
・7 インチバックライト付き TFT
・IEEE802.11b/g/n WiFi 搭載
・リチウムイオンバッテリー搭載

新しい機能がまさに、今までのコンセプト全否定に思えてしょうがないんですが。
コンビニでも手に入る乾電池で何処も使えるようにしたからこそ、
バックライトレスの液晶だったり、
データ受け渡しは SD カードか、
QR コード表示を携帯カメラで読ませるトリッキー(でも他では真似出来ない)方法。

I/F を削ぎ落として割り切ってるから、軽量コンパクトでメモ作成マシン。
って感じで、孤高の機器だから、
好きな人は痺れるくらいに大好きになると思っていたのですが、
今回の DM200 はそこらに有るガジェットと変わりない肥大感。

これだと、ポメラである必要は無く、
打鍵感や入力機能が優れたキーボードとスマートフォンで事足りてしまう。

そこには、ポメラに惚れ込んだ人じゃなくて一般の人の間口を広げたので、
土足でズカズカ入ってきて、キチンとコンセプトも理解せず適当に触り、
カラー液晶にしろだとか、
スケジュール帳入れろだとか、
ブラウザ入れろだとか、
動画ストリーミング表示出来るようにしろだとか。
そんな要求がどんどん出てきて、やっぱり終焉って流れを感じてしまうんですよね。

ポメラって、唯一無二のものでしたよね?
他のデジタルガジェットと一括りにされる物では無かったですよね?

今回の DM200 を企画した人。
ポメラの本筋を極めるように企画したんですかね?
コンセプトブレてませんか?って思うんですが。

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