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二酸化炭素を直接反応させて

これ突き進めたら温暖化対策になる?

いつものインプレスに世界初、人工光合成で気体の二酸化炭素を直接反応させて炭化水素を生成という記事が。

昭和シェル石油が、二酸化炭素を太陽光の電気だけで炭化水素に人工光合成成功したそうです。

二酸化炭素は温暖化ガスとして、濃度が上がると地球温暖化に繋がり、
20 世紀になってからはどんどんと濃度が上がって行っています。

記事に載っている概要図を見ると、
特殊な設備を使っている訳ではなく、
太陽光を受けて発電する「光陽極」と、CO2を変換するガス拡散電極を電線でつなぎ、ガス拡散電極に電力を供給しながら、気体のCO2を吹き付ける形で実施した。光陽極は昭和シェル石油の関連会社であるソーラーフロンティアが開発しているCIS薄膜太陽電池と、半導体光触媒を積層した構造になっている。
と言う方法ですね。

二酸化炭素を一旦別のものに変化させてから、再度別のものをへと言うわけではなく、
CO2 からメタン、エチレンに変換。

これ画期的だと思うんですよねぇ。
小学校の時に水の電気分解出来るんだから、二酸化炭素の電気分解ってできないの?って思ってて、
でもそんなもの見たこと無かったので、
二酸化炭素は電気分解って出来ないんだ。って理解してましたが、21 世紀ですねぇ(^_^;)

昭和シェル石油は今後、ガス拡散電極を利用した人工光合成の研究を進め、2030年までにCO2から高い効率で炭化水素だけでなくアルコールなどの有用な物質を製造することを目指している。
これ、実現できたら二酸化炭素濃度を、産業大革命以前のレベルに戻すことも出来たり?
なんて思ってしまいました。

サイクルが完成したら、大量消費の 20 世紀でしたが、還元の 21 世紀って言われるようになるのかなぁって思うのですが、
やっぱ 21 世紀も 15 年以上過ぎると、
本格的に新世紀って感じで色々な事が花咲き始めてますねぇ。

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