1980 年代の AM ラジオ番組を録音してるテープがまだ有るなぁ
いつものインプレスにカセットテープを手軽にMP3化できるレコーダーという記事が。
2025 年の壁とか言われている、古い規格の磁気テープメディアが読み出せなくなる現象。
カセットテープに関しては、再生ユニットごとの提案ですね。
カセットテープを手軽にデジタルデータ化できるレコーダー「KR-019CR」を4月18日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は8,360円前後。
見た感じ、昔よく有った感じのスピーカー付きテープレコーダーですね。
でも、USB 端子があるから テープ→ USB デバイスへ出力できる。と。
価格が 8,360 円前後と、
単純に古いカセットテープを MP3 化だと本数が少ないと高いかも?って感じるかもですねぇ。
パソコンを使わず、簡単にカセットテープをデータ化できる。記録メディアはmicroSDカード、またはUSBメモリに対応。MP3形式で録音する。
この手のデジタル音声化だと、PC で音声キャプチャーしてから変換って流れになる事がありますが、
これは、そのまま MP3 へエンコードしてファイル保存って感じですね。
公式のマニュアル見たのですが、
SD/USB の容量は 128GB までで、ファイルフォーマットが exFAT ってなっていたので、
基本的には普段手に入る汎用的なメディアで大丈夫って感じですね。
ただ、テープ部はノーマルテープにしか対応していないので、
CrO2(TYPE-II、ハイポジ)、Metal(TYPE-IV、メタル) には非対応。
現状でノーマルテープ以外に対応できるテープメカが有るんだろうか?って気にもなりますねぇ。
手持ちで、1980 年代の AM ラジオを録音しているテープが手元に有ったりして、
現在ではそもそも再生機を持ってないので聞くことが出来ませんが、
この製品使ったら MP3 化で聞けるようになりますね。
1981 年頃のエミ長とか、坂崎幸之助のほとんど冗談(最終回)とか。
後は 1987年頃のスーパーギャング~コサキン無理矢理100%~とか
確かソニー CHF と TDK AD に録ってたテープが残ってたなぁと。
ただこれ、MP3 化って実時間掛かりますよねぇ。
コサキンなんて、120 分テープ使って録ってあるので、
テープ一本 MP3 化で 2 時間掛かるので、移行作業が大変過ぎる。
という気にもなりますね(^_^;)
固定ヘッドのカセットテープは構造がシンプルで再生ユニットごと変換機として製品化されましたが、
回転ヘッドのビデオテープは再生ユニットのみとかは流石に難しいんでしょうねぇ。
回転ヘッドで角度を付けてヘッドに巻き付け、
等速でテープを走行させないと、そもそも画が出ない。
しかも、オリジナル音声トラックの他に VHS は深層記録で HiFi 音声が記録されている。
やれくし形フィルターだの 3 次元 TBC だのノイズレスサーチだの。
みたいなのを新規で作ってしまったら、それは本気のビデオデッキ造るんですか?
なんて事にもなりますもんねぇ(^_^;)
コメント