スキップしてメイン コンテンツに移動

Windows 11で過去を遡れる

まだダメでしょ。

いつものインプレスにWindows 11で過去を遡れるAI機能「Recall」、順次展開はじまるという記事が。

昨年発表時に、ガバガバのセキュリティでダメ出しを食らった Recall ですが、
何か順次展開が始まったようで。

Windows 11バージョン24H2向けのプレビューパッチ「KB5055627」を公開した。「Recall」をはじめとしたCopilot+ PC向けAI機能などを追加するもので、今後順次利用可能となる。
まだプレビューパッチですが、それでも適用したい人は適用しますよねぇ。

Recallは当初2024年6月に提供開始予定だった機能だが、プライバシー保護などの観点から、提供が延期されていた。
昨年発表になった時に、これ暴露ウィルス?って思ったのですが、
実装があまりにもアレで、公式の暴露ウィルスじゃん。って感じで。

それから色々変更したり作り直したり。
デフォルトではオプトアウト(非利用)されていて、
使いたい時にオプトインする。とか Windows サインイン時に Windows Hello での有効化を求められたり。
などセキュリティには気をつけているという事のようですが。

これだけだと問題は解決して、いざ実戦で使える?という気も?
なのですが、セキュリティ系メディアのライターから早速ツッコミが。

サインインの後、Recall が Windows Hello (生体認証)で有効化を求め、
その時には Windows Hello で認証するので良いのですが、
Recall が 再度認証を求める時には、生体認証ではなくて単なる 4 桁の PIN
これは Recall よりも Windows Hello 側の実装に問題が有るようにも思いますが。

これで順次展開はやっぱり信頼置けないなぁと。
それに、これだけの事やってても、実際 Recall を使う場面がどこに?というのも有るんですよねぇ。

この先、Windows Update とかで正式配信になると思いますが、
最初にすることは、Recall のアンインストールになりそうだなぁと思ったりしますねぇ。

コメント