モバイル ICOCA が交通系モバイル決済の汎用基盤化してる?
マイナビニュースにJR西日本などモバイルICOCA進化、TOICA・SUGOCAでモバイルサービスという記事が。
私も iPhone 12 mini の Wallet に登録してるモバイル ICOCA
モバイル ICOCA の仕組みで、TOICA / SUGOCA もモバイル化だそうで。
JR西日本が提供する「モバイルICOCA」のしくみを活用し、JR東海の「TOICA」で2026年春以降(予定)、JR九州の「SUGOCA」で2027年春以降(予定)にモバイルICサービスを開始すると発表した。
モバイル ICOCA は導入が発表されてから、かなり待たされて実用化されました。
最初は Android 向けで、iOS 向けは送れてリリース。
私は iOS 版がリリースされたらすぐに登録をしました。
そのモバイル ICOCA の仕組みを使って TOICA / SUGOCA を提供だそうで。
券面デザイン変えるのはまぁ分かりますが、
それ以外で課金とか、入退場、連絡とかの部分でモバイル ICOCA が基盤になるように仕込んでたのかな?って気がしますねぇ。
JR西日本では、より多くの利用者に「モバイルICOCA」の便利なサービスを届けるため、他の交通事業者が「モバイルICOCA」を活用し、モバイルICサービスを提供できる環境を整備している。
ん?これってもしかして、
元々の交通系 IC カードが導入された時に、Suica と ICOCA (Suica 以外の ***CA) が別立てだったの?
で、モバイル ICOCA は発表されてから利用開始までに時間が掛かったと言うのは、
このあたりを汎用的に使えるように仕込んでた?って気がするのですが。
TOICA」エリアでは2026年春以降(予定)、モバイルICサービスで定期券を利用可能に。「SUGOCA」エリアでは2027年春以降(予定)、モバイルICサービスで定期券を利用可能になるほか、JR九州Web会員に登録することで、JR九州の会員サービスも利用可能となる。
モバイル ICOCA を基盤として、TOICA / SUGOCA 用の仕様を用意する方向なら、
順次サービスが始められるのは頷ける気もしますねぇ。
モバイル ICOCA が始まった時に、Suica / ICOCA 以外の ***CA に関しては、
利用者規模と開発費を秤にかけると、実用化はムリでしょ。
っていう論調を書いた IT 系ライターの記事をよく見かけました。
どうやったら実現出来るか。を前向きに考えたら、実現出来てるじゃん。
って思いますねぇ。
今回、TOICA / SUGOCA が発表されましたが、他はどうなんでしょうね?
JR 東海、JR 九州は JR 西日本と営業地域が連結しているので、実現出来たのかな?
その他で、JR 西日本と接していない所はダメなのかな?という疑問も湧きますが。
これを思ったら、IC カードタイプのものを発行している所は、
望んだらモバイル ICOCA の基盤を利用したら実現できるのでは?って気もしますねぇ。
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