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最大4.1Gbpsのマンション向け高速インターネット

 これ、どの程度実用化目処が有るんだろうか。

マイナビニュースに最大4.1Gbpsのマンション向け高速インターネット「NURO Wireless 5G」4月1日開始という記事が。

Nuro がマンション向けにローカル 5G を始めると発表されていましたが、
4/1 から提供が開始ですね。

通信速度は下り最大4.1Gbps/上り最大2.6Gbps。基本料金は4,950円/月で、専用の宅内機器(ホームルーター)のレンタル料も含まれている。初期費用は事務手数料3.300円のみで、工事費はかからない。支払方法はクレジットカードのみ。定期契約は設けず、契約解除料はかからない。
パッと見、ものすごくお得なサービスのように思うんですよね。
エリアに入ってて、マンション住まいならこれ使えるじゃん。絶対勝ち組!!!って思うのですが、
これにはカラクリが。

まず、何故に戸建てでは無くマンション向けなのか。
これは、NTT 基地局から Nuro が借り受けているダークファイバーを、
マンションの近くまで引き込む必要があります。
これは通常の光回線と同じなのですが、
次にマンションの敷地内に、ローカル 5G 用の基地局を設置する必要があります。
当然基地局なので、それなりにしっかりした作りで電源の確保もキチンと出来るのが前提。

この Nuro Wireless 5G 用の基地局を設置して該当のマンション向けにサービスをするために、
戸建て用のサービス提供は不可、基地局設置費用の回収も見込める契約数が見込める世帯が多いマンション向けって事になるんですよね。

しかも、マンションの室内への屋内配線は、ホームルーターと同じく工事無しなのですが、
マンション敷地内に面した部屋は速度面のメリットが有りますが、
目視できない場所に基地局が設置されると、ローカル 5G のその周波数の高さで、
室内にローカル 5G 電波が入ってこないって事になるので、
Nuro Wireless 5G なのに速度が出ない。って事になりかね無いんですよね。

この辺りは、


スマサポチャンネルの【解説】キャリアのホームルーターと何が違うの?(NURO Wireless 5G/個人向けローカル5G)

に詳しかったりします

果たして、大都市圏で基地局が設置出来、大規模マンションとかで利用申込みが多いマンションは実投入って事になりそうですが、
それ以外で、中規模マンションとか大都市圏以外の地域だと、
基地局設置が大きな足枷になりそうな気がするんですよねぇ。

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