みずほ側よりも LINE 側の体制変更じゃないですかねぇ。
いつものインプレスにLINE Bank開業を断念。LINEとみずほ「期待に沿うサービスが見通せない」という記事が。
2018/11 に LINE Bank 開業を掲げて準備会社設立をした、LINE とみずほ銀行ですが、
LINE Bank は中止という事に。
断念の理由については、「金融DXの進展や、提供サービスの安全性への関心の高まりなどを踏まえ、両社で検討した結果、安全・安心で利便性の高いサービス提供には、更なる時間と追加投資が必要であり、期待に沿うサービスのスムーズな提供が、現時点では見通せないとの両社見解に至った」としている。
最近金融業に参入する会社が多いですが、
第一生命は住信 SBI ネット銀行か楽天銀行のプラットフォーム
JR 東は楽天銀行のプラットフォーム
と、住信 SBI ネット銀行は銀行機能は何社も提供、楽天銀行も第一生命で銀行機能を提供と、
順調な感じで増えてる感じでしたが、
LINE ✕ みずほ銀行だとちょっと上手く行かないって感じだったんですかね。
と記事を読み始めた時には思ったのですが、
実際問題として、このプロジェクトが上手く行かないのは、これが原因だよねぇって思ったり。
LINEは2019年10月にヤフーの親会社であるZホールディングスと経営統合。2023年度中にヤフーとLINE、ZHDの合併を予定しているなど、LINE Bankの構想発表時から経営体制が大きく変化し、グループにはPayPay銀行も抱えている。
LINE が Z ホールディングス入りし、2023 年度中にヤフー、LINE 、Z ホールディングスが合併。
そなった時にグループ会社の PayPay 銀行との兼ね合いは?ってなりますもんね。
LINE が単独でなくなり、傘下に既に銀行が有る。
そうなったら、新しく金融業を行わなくても傘下の銀行をよりもり立てる方が得策ですからね。
ただ、4 年間の間にどちらも準備会社に投資をしていたと思いますが、
結実せずに解散・精算って携わった人たちは無念って感じですかねぇ。
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