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太陽系外からやってきて

太陽スイングバイってこんな軌道になるんだ

マイナビニュースに太陽系外からやってきて飛び去っていく-星間飛行する天体を初めて発見か?という記事が。

観測史上初の太陽系外から飛来したと思われる天体を確認したって記事なのですが、
本文の最初に載ってる、天体の軌道のアニメ。
太陽系に対して斜め上方面から下向きに飛来し、
太陽スイングバイで、やや鈍角の斜め上方向へ脱出して行くのって何か凄い(^_^;)

本文 2 枚目の写真は別角度ですが、
水星の公転軌道の内側に入り、太陽スイングバイして地球の公転軌道の外側へ脱出って、
探査衛星とかの地球スイングバイとか、木製スイングバイとかと比較しても全然規模が違うって感じですね。

そしてこれ、
このA/2017 U1はこと座のヴェガがある方角、太陽系の黄道のほぼ真上から、秒速約25.5kmでやってきたと考えられている。ただし方角が一致しているだけで、ヴェガからやってきたという証拠はない。

そして9月9日に太陽に最接近し、軌道を大きく曲げて、10月14日には地球から2400万kmのところを通過。そして太陽系の黄道の上面側に戻り、現在は太陽に対して秒速44kmという速さで飛んでいるという。これからもどんどん遠ざかり、いずれは太陽系を脱出することになる。

入りが秒速 25.5Km で脱出が秒速 44Km って何だそれって速度に感じてしまいますが、
宇宙規模だと全然遅いって事なんですかね。

観測史上初の太陽系外の天体。
21 世紀になったからこそ見つけられるようになったのか、
それとも、今まで飛んで来た事は無かったのか。

まだ人類は、地球の外のこと全く知らない状態ですよねぇ。

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