スキップしてメイン コンテンツに移動

九大、近赤外光を用いた

電気分解じゃ無いんだ。

マイナビニュースに九大、近赤外光を用いた水からの水素発生反応の実証試験に成功という記事が。

九州大学が、水に近赤外光を使って、水素の発生に成功。って事なんですが、
水の電気分解は、中学校の理科の授業でやった覚えが有りますが、
あれは、その名の通り電機が必要でしたが、
これって、電気を使わずに、水素発生って事なんですね。

太陽光を利用した水からの水素エネルギー製造は、クリーンで再生可能であるという点で、昨今のエネルギー問題の有力な解決技術として盛んに研究が行われてきた。しかし、従来のモデルでは、波長が600 nmまでの可視光領域しか利用することができず、十分に太陽光エネルギーを活用できないという状況が続いていた。
水から水素を取り出し、燃焼したら水に戻るので、ゼロエミッションになりますが、
エネルギー保存の法則が有る以上、ロスが発生し元の水の量には回復しないと思いますが、
それでも、炭酸ガスを発生させずにエネルギーを取り出せるって凄いって思いますねぇ。

しかも、トリガーは太陽光って、
何か普通にありふれているものが使えるってかなり凄いなぁって思います。

燃料電池電機自動車は、水素を燃料にしてますが、
これ、燃料タンクに水入れて、太陽光に当たったら水素発生して燃料として取り出し、
水素を燃やす時に酸素を供給して水に還元ってサイクルが自力で出来たら、
石油の時代は終わりそうですねぇ。

まだ研究室レベルだと思いますが、
実用化目指して、突き進んで欲しいと思います。

コメント