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最大1Gbpsの次世代PLC

生きてたんだ。

ITMedia に最大1Gbpsの次世代PLC、国際標準にという記事が。

WiFi が当たり前になる前、
ブロードバンドの波が来るぞ。と言われた時代に PLC っていうものが生まれました。

コンセントに差し込むだけで通信が出来る。
なんて仕様で当時はそれなりの速度が出るって事だったので、期待してた事もありました。

ただ、市販前に電波障害が発生するのでどうする?みたいな感じで発売が延び延びになったり、
ブレーカーごとにグループが分かれるので、
ブレーカー超えた通信が出来ないなんて話も聞いたりして、
それはどうなの?って思ってるうちに WiFi が宅内に入って行き、
どんどん規格が変わり速度が上がるって状態で、PLC は記憶の奥底に沈んでました。

PLC て規格は既に過去のもので、現代に応じた速度とかには規格が進んでないんだと思ったら。
利用する通信帯域を標準、2倍、4倍などに変更できるのが特長で、2倍モードなら500Mbps、4倍モードでは最大1Gbpsの通信が可能になる(4倍モードは同軸線や専用線の利用が前提)。逆に通信帯域を2分の1、4分の1とすれば通信距離を延ばせるという。
信号減衰がどの程度発生するのか不明なのですが、
4 倍モードで宅内を網羅できる距離なら 1Gbps の速度が出るっていうのは良いのかな。

ただ、ブレーカーを超えれるとか、WiFi で慣れたケーブル線無しの利便性が追い付いてればのような気もしますねぇ。
WiFi が届きにくい宅内向けに、WiFi 中継機の代わりに PLC で繋いで速度を維持するって使い方とかが良いかも?とも思いますねぇ。

記事の挿絵は全てコンセント接続になってますが、確かに電源必要なので固定で設置してるものは良いですが、
スマートフォンやタブレットやノート PC は必ずしもそういうわけには行かないですねぇ。

将来的には棲み分けになるのかな?
果たしてどれくらいのペースで商品化と低価格化が実現出来るかですねぇ。

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