20 秒って結構優秀だと思いますが。
engadget 日本版にAppleシリコンMacでのインテル系アプリ、初回起動は約20秒かかると判明という記事が。
68K → PPC
PPC → Intel
と 2 回アーキテクチャー変更が有った Mac(当時は Macintosh)ですが、
今回 3 回目。
Intel → Apple Silicon
バイナリの翻訳にかかる時間です。この点につき、マイクロソフトが同社のOfficeアプリを起動した初回は約20秒間待たされることを明らかにしました
Intel バイナリを、Apple Silicon で動作する準備に 20 秒って相当早いと思うんですが。
それも、初回だけこの時間って Apple Silicon のハードパワー半端なしって感じにも思えるのですが。
アップル自らが公式の開発者向けドキュメントにて、Rosetta 2の変換プロセスが「時間がかかる」こと、そしてユーザーが結果として「翻訳されたアプリの起動や実行が遅いと感じる可能性がある」問題を認めています。
それは Rosetta の時にも通った道。
重たくしたくないなら、PPC バイナリと Intel バイナリを持ったユニバーサルバイナリを持つべし。
って事で乗り切ったので、今回も当然ユニバーサルバイナリ推奨ですね。
現在サポート中で開発者が対応出来るのであればユニバーサルバイナリ化は基本だと思いますが、
既に開発が終了したソフトを動かすには Rosetta の仕組みが必要になりますからねぇ。
だから、「遅くても良いから動くことが大事」ってソフトが救えるのは良いことですね。
しかし、Rosetta 2 を使っても仮想化ソフトはまだ Apple Silicon ハードで動作しないみたいなので、
どうクリアしてくるのかが気になりますねぇ。
Apple Silicon 版仮想化ソフト上で、AMD64 版の Windows とかが動作出来ないなんてなると、
ちょっと厳しいなぁって思ったりするんですよねぇ。
この辺りの、旧ソフト実行環境及び互換性の整備はもっと力を入れて欲しいですねぇ。
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