果たしてこのジャンルで個人向けのサブスクリプションが成功するのだろうか?
いつものインプレスに「Acronis True Image」が「Acronis Cyber Protect Home Office」にリブランドという記事が。
会社サーバの仮想マシンバックアップに絶大な信頼を寄せている Acronis の製品群ですが、
個人向けは True Image ブランドでした。
今回 Cyber Protect へ変更。
近年は、マルウェア対策機能をはじめとするセキュリティ関連機能を充実させており、単なるバックアップツールとは異なる、「あらゆる観点からデータを守る」ツールとして進化。「True Image」から想起されるイメージとはずれた製品となっていたため、名称を「Acronis Cyber Protect Home Office」へ変更したようだ。
以前から、マルウェア対策のソフトは無償提供されていましたが、
よりセキュリティへも踏み込み、単なるバックアップツールじゃないですよ。って事を印象付けたいって事ですかね。
そして今回から永続ライセンスが無くなりサブスクリプションのみに。
バックアップツールは個人利用の場合結構おざなりにされること多いのかな。って思うので、
一度買ったらそれで OK って人がやはり多いような?
そうなると、はたしてサブスクリプションを選択する人はどれ位居るのだろうか?って思ったりするのですが。
年間価格が載っていますが、
Essentials 5,580 円 (オンラインストレージ無し)
Advanced 10,600 円 (500GB オンラインストレージ付き)
Premium 13,980 円 (1TB オンラインストレージ付き、最大追加 4TB)
という構成。
Essentials は外付け HDD とか DVD/Blu-ray へバックアップが前提になりますかね。
Advanced/Premium は Essentials の使い方+オンラインストレージへバックアップという使い方ですね。
手元に置いておいても良いし、全部オンラインストレージへバックアップしても良いしと環境に応じて柔軟にって事ですね。
ただ、Advanced/Premium は利用期間終了時に止めてしまうとオンラインストレージのデータは消えてしまうので注意が必要ですね。
そのあたり、個人向け利用で「データが無くなった」なんてトラブルにならないと良いですが。
これ、本家 Acronis からの製品が True Image が Cyber Backup に変わりサブスクリプションタイプになりましたが、
1 つか 2 つ前のバージョンを廉価版で販売しているソースネクスト版ってどうなるんでしょうね?
て思ったらソースネクスト版 Acronis True Image 2021(アクロニス トゥルーイメージ 2021)って既にサブスクリプション版しか無いんですね。
知らない間に同一バージョンになってたんですね。
だとしたら、ソースネクスト版も早かれ遅かれ Cyber Backup になりそうですね。
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