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次期地球シミュレータに

継続してバージョンアップって胸熱ですねぇ。

ITMedia に次期地球シミュレータにNECの「SX-Aurora TSUBASA」採用 処理能力15倍、21年3月から運用という記事が。

地球シミュレータといえば、2002 年のスパコン Top500 でいきなり一位に輝き、
5 期連続トップという快挙を達成したスーパーコンピューター。
以降継続して NEC が開発を担当し現在は三代目。
来年 3 月に四代目が運用開始。

新システムは684台のSX-Aurora TSUBASAで構成。計5472台のベクトルエンジンを搭載し、最大理論性能は19.5P(ペタ)FLOPS。従来機と比べて性能が向上した一方、消費電力はほぼ同等で、設置面積は約半分になるという。
富嶽とかと張り合おうという構成ではなくて、
三代目と比較して性能向上し、消費電力がほぼ同等、接地面積が約半分。
性能向上とダウンサイジングを目指しているという感じですかね。

今回使われる SX-Aurora TSUBASA というものは、
PCI バスへ搭載するタイプのカード型でスーパーコンピューター然とした超大型構成になる訳ではなく、
サイズ削減に寄与する事になるんですね。

スーパーコンピューターってワンオフで、
量産機とは異なりコストパフォーマンスなんて比較出来ないですが、
「地球シミュレータ」として世代を経るごとに、NEC が継続してバージョンアップを行っているのは胸熱ですねぇ。

SX-Aurora TSUBASA が次、次々と世代を経ると、
第五代地球シミュレーターとかになる時には、
集積度がもっと上がってる状態で、再び性能アップ、電力同じ、接地面積もっと小さくとかになると、
初代と比較してここまでのダウンサイジング達成みたいになりそうですね。

先進科学分野は立ち止まると国力が落ちてしまうので、
どんどんとチャレンジして新しいものを開発して欲しいですねぇ。

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