それって、11 はイラナイ子なんじゃ?
マイナビニュースにMicrosoftがエージェントOSを推進、Windows開発メンバーを再集結という記事が。
10/1(水) に Windows 11 25H2 が提供開始されました。
ただし、24H2 とコアを共通としているので基本的には何も変わらないって感じじゃないかと。
そして、9/30 に出た記事で興味深いものが。
Microsoftは2018年にWindows開発チームを2つに分割し、中核メンバーをAzure部門に異動。Windowsクライアントを新設のエクスペリエンス&デバイスチームに移管したという。
ん?
今までの Windows 開発チームの内、中核メンバーを Azure 開発へ移動。
そして、Windows の開発は新設の「エクスペリエンス&デバイスチーム」へ移管だそうで。
という事は、2021 年にリリースされた Windows 11 は、元々の中核メンバーが抜けた状態のチームが作ったと。
なるほど、今までの Windows と一貫性が無くなっているのは、この組織変更に有ったのが原因だったのでは。
という事になりますかねぇ。
今回の組織再編によりWindowsエンジニアリング作業の大部分がAzureとの共有状態から単一部門リーダーの指揮下に集約された。
中核メンバーが Azure を開発して、それを新設チームへ共有する。って流れだったのが、
単一部門へ再集約。
まぁ、OS みたいな巨大なものは中核メンバーが抜けると、ヘンテコな状態になると思いますが、
11 がまさにそんな感じにも思えたりするんですよねぇ。
少なくとも、クラウドへ勝手にバックアップを始める OneDrive と、
今までの作法を壊す、マウス右ボタンメニューに関しては、
前者は Azure 主体なら、クラウドへは自然な流れでしょうし、
後者は 今までの作法をあまり知らない人がメンバーになっていれば、イマドキの実装。なんて事をやりそうですからねぇ。
この組織再編はWindowsそのものへのAI統合を推進する意図があるものとみられる。
それよりも、終わっている Windows を建て直すという意味合いの方が強いように思いますねぇ。
Windows 10 のシェア率も、サポート終わる寸前でもまだ高シェアですし、
8/8.1 よりはまだましですが、11 のシェア上がらないですからねぇ。
まぁ、10 のサポート終了で 11 のみがサポート中 OS になり、
今まで以上に新しい Windows を作るのにはやり易すそうですからねぇ。
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