売りたい層と買う層が違うような?
マイナビニュースに透明なワイヤレスカセット再生機など3製品、新生“東芝オーレックス”から登場という記事が。
その昔 Aurex は東芝のオーディオブランドで高級路線だったと思うのですが。
オーディオブランド「Aurex」(オーレックス)誕生50周年を節目に、ロゴマークなどを刷新。カセットテープの音楽をワイヤレス再生できるプレーヤー「AX-W10」など3製品を7月下旬に発売する。
Aurex 50 周年でリブランディングを実施。
それの第 1 弾がカセットテープを再生出来て、ワイヤレスで聞けるプレーヤー。
リブランディングの関係か、製品のデザインはシンプルな出で立ちでアクの無い感じですね。
新生Aurex第1弾製品ではカセットテープに注目し、曲線的でスタイリッシュな外観デザインを採用した3製品で展開。いずれもシンプルでカラートーンを抑えたピクトグラムに変更した操作ボタンを備え、マット調のホワイトカラーで仕上げた。
このデザインテイストやカラーリングって、割と若い人をターゲットにしているような?
でも、そもそも「再生出来るカセットテープ」を今持っている人って、
昭和ヒトケタか、昭和フタケタ前半の人のような気が。
詩吟練習用に、エンドレステープを使っていて。なんて感じで、
現状でもカセットプレーヤーはニーズがあったりしますが、
少なくとも「オシャレ要素」でのターゲットとは違うような?(^_^;)
若年層から人気を集めるイラストレーター・pomodorosa(ポモドローサ)氏と、アーティストのにしな氏の楽曲「東京マーブル」を採用し、Webサイトや家電量販店の店頭販促物でプロモーション展開。同曲を収録したオリジナルカセットテープを店頭の実機で視聴できるようにするという。
これ、製品のターゲットっていわゆる「Z」を目指してますよね。
じゃないとイラストやテーマ曲をその世代に合わせる事はしないですから。
現状で、カセットテープ?っていう世代に、
オシャレなイメージ戦略でリブランディングしても、
そもそもが、再生専用のカセットプレーヤー。
売りたい層と買う層が違うような気がしてならないんですが。
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