あれ?禁止じゃなかったっけ?
いつものインプレスに米政府、カスペルスキーの利用を制限。対露政策で同社製品の販売などを禁止にという記事が。
ウクライナ侵攻の後少しして、カスペルスキーって販売停止になった記憶があるのですが、
違いましたっけ?
米国商務省産業安全保障局(BIS)は20日(米国時間)、ロシアのサイバーセキュリティ企業カスペルスキーに対し、米国内および米国民へのアンチウイルスソフトウェアやサイバーセキュリティ製品の提供を禁止したことを発表した。
このタイミングで発表って事は、米国としてカスペルスキーを禁止って事にしたって内容ですね。
その前までは、禁止はされていなかったけど市場からは消えていたって感じなんですかね?
カスペルスキーは今後、米国内でのソフトウェア販売や既存ソフトウェアの更新提供といった活動全般が禁止される。
新規でのカスペルスキー購入は不可。
利用者はアップデートを受け取ることも不可。
こうなると買えない・使えないなのでアメリカ国内では使えなくなりますね。
BISはカスペルスキー製品の米国ユーザーに対し、個人情報やその他の機密データが悪意のある人物に公開されるのを防ぐため、速やかに新たなベンダーに移行するよう呼びかけている。現行のカスペルスキー製品を引き続き使用する場合、法的な罰則は科されないが、サイバーセキュリティおよび関連リスクを自己責任で負うことになる。
別のベンダーへの移行を推奨。
ただし罰則規定は無し。
その代わり使い続けるのは自己責任になるので、何かが有った時に相応のリスクを受け入れるって事なので、
相当強い感じでの禁止かなぁって感じます。
まぁ、これでカスペルスキーを使い続ける人は居なくなりそうですけどねぇ。
米政府は、2017年にも連邦政府機関に対してカスペルスキー製品の使用停止を指示し、2018会計年度の国防権限法では連邦政府によるカスペルスキー製品の使用を禁止している。
ああ。ですよね。
政府組織には既に利用禁止が出ていたんですね。
今回は、対象範囲をもっと広げてアメリカ国内・アメリカ国民向けって事ですね。
アメリカの場合、Made in U.S.A. の代替え製品が有りますから、
乗り換えはスムーズに進むんじゃないかなぁって思いますねぇ。
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