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「Snapdragon X Elite」搭載PC、実際どうなの?

やっとちゃんとしたライターさんの記事を見た気がします。

Gadget Gate に「Snapdragon X Elite」搭載PC、実際どうなの? 注目の「Copilot+ PC」実力チェック!という記事が。

Copilot+ PC を華々しくアピールしている MS + ハードメーカーですが、
結局のところ Windows ARM で、ウリの AI 利用の Recall は一旦 Insider 提供になったりと、
そうなるとアプリの互換性無いよね?な Copilot+ PC なんですよね。

ただし当時はソフトウェアの互換性が乏しく、まともに動作しないソフトウェアが多かった。Snapdragon X Eliteの搭載を聞いたときに、やはり互換性が気になった方も多いのではないだろうか。
Snapdragon と聞いたら、スマートフォン用の SoC だよね?
あ、Mac みたいに A シリーズを昇華させて、M シリーズに移行して搭載しているように、
Windows も Intel/AMD の AMD-64 を昇華させて Snapdragon X を?って感じでしたが、
そもそも、プロセッサからハードウェアデザイン、OS まで一貫製造の Apple と違い、
Windows の場合はそれぞれが全部立ち位置違いますよね。
なので、Windows ARM はソフト資産が使えないっていう事は同じじゃないですかね?

残念ながらCopilot+ PCの目玉機能であるRecall(回顧)は、一般提供が延期となってしまった。このため、Copilot+ PCらしい機能についてほとんど試せていないので、そこはご容赦願いたい。
Recall が使えないなら、そもそも Copilot+ PC はイラナイのでは?(^_^;)
って思ってしまったのですが。
記事では Recall を除いた部分での試用ですね。

互換性確認での部分で、思った以上に良好と書いているのですが、
ほぼ全滅って思われてたのかな?って気もしますね。
記事に記載しているアプリとしては下記ですね。
・ブラウザ Edge  ARM 版動作◯
・ブラウザ Chrome ARM 版動作◯
・Office Microsoft 365 x64 エミュレーション動作(ARM64(x64互換))◯
・IME Google 日本語入力 インストール✕
・IME ATOK インストール◯ ARM64(x64互換)アプリ◯ ARM64 アプリ✕
・クリエイティブ Adobe Phoshop ARM 版動作
・クリエイティブ Adobe Lightroom Classic  ARM 版動作
・クリエイティブ Adobe Premiere Pro x64 エミュレーション動作(ARM64(x64互換))◯
・クリエイティブ Adobe Illustrator インストール✕
・ゲーム フォートナイト 起動✕
・ゲーム Apex Legends 起動✕
・ゲーム ELDEN RING 起動✕
・ゲーム バイオハザード:RE2 ◯
・ベンチマーク Cinebench R23 x86 エミュレーション動作(32ビット)◯
・ベンチマーク PCMark 10 起動✕
・ベンチマーク FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマーク ◯

ブラウザ+ Office 系なら大丈夫。
それ以外は、わざわざ Copilot+ PC である必要性が?

Office系のアプリやAdobe系のツールを使う限りでは、互換性の問題もほぼ感じることなく、IntelやAMDのCPUを搭載した端末とほとんど変わらず使うことができるはずだ。であれば、現状あえてCopilot+ PCを選ぶ必要もないのではというのが筆者の偽らざる感想だ。
ライターの方も書いていますが、Copilot+ PC が全ての未来。みたいな事を思って選択すると、
実行したいアプリが動作しない。って事もあるので、
諸手を上げて Copilot+ PC を買っとけ。じゃないって事ですねぇ。

記事では Recall の使い勝手や評価次第でという感じで締めていますが、
互換性を捨ててまで、Recall が必要なの?っていう気がしますねぇ。
Recall を使いたいから Copilot+ PC ならまだ分かります(現状では使えませんが)
でも、そうじゃなくて Copilot+ PC が新しいから。で選ぶと、困ることが多く出てきそうですねぇ。

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