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Microsoft、「Recall」(回顧)の初期展開を縮小。

今になってベータ版以前に戻すんだ。

いつものインプレスにMicrosoft、「Recall」(回顧)の初期展開を縮小。まずはパイロットプログラムでという記事が。

Copilot+ PC 発表の時の目玉機能だった Recall ですが、
リリース時にはデフォルトで機能しないを選択というものから、
Insider Program へ戻してテストを施した後に。という感じでトーンダウン。

「Recall」機能は今後数週間以内にまず、「Windows Insider Program」(WIP)でプレビュー提供される。ここでパイロットプログラムに登録しているテスターに広く「Recall」機能を試してもらい、フィードバックを得て改善したのち、一般の「Copilot+ PC」デバイスへ展開する。
Copilot+ PC デバイスを購入し開封の後、セットアップ時に Recall 使う?とかって聞いてる事でも無く、
まず Insider Program 参加ユーザーで Recall を試す。
そこで問題点が有ればレポートが上がって来るので、その部分を修正して再度 Insider Program 参加ユーザーへ配布。
という流れを繰り返し、問題点を無くしてから Copilot+ PC デバイスへ提供という流れですね。

「Recall」はPC上で表示・再生されたコンテンツを記憶し、あとから簡単に探し出せるようにするAI検索機能だが、その性質上、ユーザーのプライバシーにかかわる情報も多くスナップショットに保存される。そのため、個人情報の保護には一層の配慮が必要だ。
という事をこのタイミングで言うのはどうなんでしょうね?
Copilot+ PC 発表の時にはノリノリで凄いでしょ?
Recall があればどのタイミングのデータもすぐに探せます。みたいに言ってたのに、
実態は暴露ウィルス並みの事をやっていて、データ抜き放題なのがバレたら、
暗号化レイヤー追加するから大丈夫(日程的に大丈夫?)と言っていましたが、
今度は Insider Program で確認してからね(Insider なら最悪実装取りやめもあるよね?)と言っていて、
Copilot+ PC は出鼻を挫かれた感じに見えますねぇ。

なお、プレビュー版「Recall」を「Windows Insider Program」で試すには、「Copilot+ PC」要件を満たすデバイスが必要となる。AI 機能を最適化するように設計された「NPU」の搭載が必須とされているため、従来のデバイスで利用するのは難しいだろう。
え?
Insider Program で Recall を試すのって、Copilot+ PC デバイスじゃないと確認出来ないんだ。
それって、参加しようと思ったら別途 Copilot+ PC デバイスの購入が必要って事ですよね。
積極的に Insider Program に参加しようと考えるユーザーがどれくらいになるのか気になるのですが。

参加ユーザーが少なければ広範の確認が出来ずにリリースしてしまい、
大問題を引き起こす可能性が考えられたり、
参加ユーザーが多かった場合、そもそも Recall イラナイよね?ってなったりしたら、
Copilot+ PC って必要なの?AI を OCR で使う必要あるの?って事にもなりませんかね?

将来では AI 組む込みは流れかなぁって思いますが、
少なくとも OCR は AI がする仕事じゃないよねぇって思うんですよねぇ。

あ、それ思ったらやっぱり Recall のコンセプト自体が間違ってるのか?って思ってしまいました(^_^;)

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