東芝のグラスレス 3D REGZA は 2011 年でした。
マイナビニュースにソニー、触れそうな裸眼3Dが楽しめる「空間再現ディスプレイ」。クリエイター向けで50万円という記事が。
裸眼立体視は現れては消え、現れては消えですが、
技術的な解決が有ったようにも思えますね。
従来の裸眼3Dディスプレイの技術をベースとし、独自の高速ビジョンセンサーと顔認識アルゴリズムを組み合わせ、ディスプレイを見ているユーザーの瞳の動きを捉えながら視差による立体視のブレを解消。頭を前後左右、奥行き方向に動かしても、視点位置に合わせた立体映像をキレイに浮かび上がらせる。なお、タッチ操作はできない。
基礎技術は従来の延長とは言え、
顔認識を組み込んで、顔の位置をリアルタイムで検出し、視差ズレを消すようにして表示を変える。
って方式ですね。
頭をかなり自由に動かしても、立体視が持続できるって事は、
センサーの追従と顔認識の速度が相当って事ですかね。
確かに顔(というか目)の位置を常時見ていて、視差を無くすように表示されてれば、
立体視が持続して見れますね。
グラスレス 3D REGZAを店頭で見たのが 2011 年 1 月。
その時には、利き目がセンターに無いと立体視にならない。よって視野角が相当狭いって思いましたが、
9 年の時間はセンシング技術の磨きを掛ける時間に使われたようにも思いますね。
ただ、その時に思った利き目の問題。
今回のセンサーで高速に顔の位置を確認して視差補正をしてくる時に、
事前に利き目の設定が無いと立体視の効果が出ないような気もするのですが。
プロ用の製品なので、事前のユーザー設定を追い込むモードとかが充実してて、
利き目とかの問題もクリアになりそうな気もしますね。
昔だと、夢物語なものが実用化されているのは、やはり 21 世紀だなぁって思いますねぇ。
コメント