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Palmアプリ数百本が

CLIE 使ってました。

TECHNOEDGE にPalmアプリ数百本がスマホで利用可能に。Internet Archiveがブラウザ版エミュレータ公開という記事が。

Palm が海外で発売になり、日本に入ってきた時に日本語環境が弱かったのですが、
先人の有志達が日本語環境を整えたり、
ソニーがハイレゾ版を作ったりして盛り上がってました。

唯一のネックは通信環境を整えるのが当時はかなり厳しかったこと。
まぁ、スマートフォンで一瞬に駆逐されたのは通信機能が標準装備だったのが大きいですよねぇ。

電子図書館 Internet Archive で、1990年代に発売された手のひらコンピュータ Palm 用のアプリやゲーム数百本がブラウザからそのまま利用できるようになりました。
これ、すごすぎるって思いました。
1990 年代なので非ハイレゾで、日本語って何?って感じのものですが、
記事にあるように、Palm のアプリがブラウザベースで稼働しているのは何か懐かしいって感じですねぇ。

Palmシリーズが大ヒットした背景には、シンプルで軽く安定したOSや、画期的な手書き入力システムGraffiti、安価で長時間駆動するハードウェアなど様々な理由がありますが、なかでもアプリの開発が比較的容易だったこと、個人も含めて自由にアプリを開発して配布できたことで、純正の標準アプリ以外にも豊富なサードパーティー製のPalm用アプリやゲーム、「Palmware」が盛んに作られたことが挙げられます。
手書きの Graffiti は使えなかったので、デクマを使って手書きしてたりしましたが、
軽い OS っていうのは良いなぁって思いましたね。
それと大量のアプリが提供されていて、色々組み合わせを考えて使うのも楽しかったり。

私は、CLIE NX80V を使っていたので、
ハイレゾ手書き入力のデクマ、標準予定表の置き換えソフト KsDatebook で PDA 的使い方。
予定表の同期は IntelSync で Outlook と同期って感じでしたねぇ。

組み込みの公式アプリストアがなく、サードパーティーアプリを含めたエコシステムが回るに至らなかったのは時代的な限界ですが
これは、Palm が通信機能を持ってなく PC から同期させる必要が有ったからじゃないかと思いますねぇ。
このあたり Palm 本体がもしアプリストアとかを作れていたら、
スマートフォン OS が iOS / Android の二強にならずに、Palm / iOS / Android の三強とかになってたかもですね。

今回のって、まだ完全じゃないけど公開したみたいですが、
まずは英語圏の Palm アプリが整備されたら、
追ってカラー化とかハイレゾ化とか日本語化とかのアプリが出てくると胸熱だなぁって思いますねぇ。

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