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書籍「ゲームの歴史」の販売中止

あのタイトルならそうですよね。

いつものインプレスに書籍「ゲームの歴史」の販売中止および早期返品が決定という記事が。

内容が事実と異なる。とツッコミがいっぱい有った書籍が販売中止決定。

コンピューターゲームの歴史を解説した書籍で、3月17日には事実誤認の指摘を受け、編集部および著者で全体の確認作業を行なっていることを明らかにしていた。
登場してくる人が全て故人で調査で行き付いた結論が史実と多少違うのであれば、
まぁ、そういった解釈も有るよね。って事になりますが、
今回の場合は当事者が明確に「違う」とう事を表明していましたので、
「歴史」と謳っているのは問題有りってなりますね。

商品に関しては早期返品となり、修正版を発売する予定がないことも発表された。
講談社としては市場に出回っているのを回収し絶版という事にしたって事ですね。

でこれ、どういった編集過程辿ったんでしょうね?
当事者の方が存命なので取材とかすると思うのですが、
編集部チェックってどうだったんだろう?って思ってしまいました。

スペースインベーダー以降のゲーム史って、
既に倒産したり、撤退してしまった会社とかが有るので、
時間とともに失われてゆく記憶や記録があるので、
こういった書籍としてまとまるのは良いことだと思いますが、
正史が残るようにしないと、正しくないものが正史ってなるのは避けないとですね。

これが「ゲームの歴史」ってタイトルではなくて、
筆者が、こんな考えで成り立ってると面白いよね。って空想本で、
それに対応するタイトルだったら、ネタ本として面白かったかな?って気もするのですが。

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