スキップしてメイン コンテンツに移動

ドーナツ型のブラックホール画像

解像度が上がったみたいに感じますね。

Gadget Gate にドーナツ型のブラックホール画像、機械学習でさらに鮮明にという記事が。

人類が唯一撮影出来たブラックホールの画像。
これを鮮明にした姿が発表。

2019年に発表された、史上初めて捉えられたブラックホールの画像は、暗い宇宙の闇の中にぼんやりと赤いドーナツのようなリングが浮かんでいるように見えた。
発表された時には凄い!って思ったんですよ。
今までは想像上のもので、実際に見えるものになったのって、
これが人類史唯一ですからねぇ。

研究者らは機械学習アルゴリズムを用いてこの画像をアップグレードした。その結果、地球から約5500万光年も離れたM87銀河の中心にある超大質量ブラックホールの姿は、当初のものよりも赤いリング部分が引き締まり、対照的に中心部分の暗闇部分がより大きく見えるようになった。
ブラックホール自体は光が脱出出来ないので反射光も無いから、
まさに真っ黒ですが、その周りのリングで事象の地平面を伺うしかないですが、
それが解像度が上がったみたいにクッキリ感が出てきましたね。

3万以上のブラックホールの生成シミュレーションで強化学習したPRIMOのアルゴリズムを適用することで、ブラックホール画像におけるデータの足りない部分を補ったとのこと。デジタル画像でいうところのアップスケーリング処理を施したと考えればわかりやすいだろう。
PRIMO の手法で、写っているブラックホールの画像はこうなっているものが見えているハズ。
という感じで解像度が上がっているって感じですかね。
ここまで解像度が上がるとなるほどって感じで、
発光しているものが回っているっていうのが理解出来ますね。

ただこれ、映画インターステラーで映像化されたような重力レンズで、
リングが中央部に捻じ曲がっているように見えるのは無しなんですね。

元々 EHT の画像には重力レンズの影響を受けているようなのものが無かったのでそうなりますかね。

これ、他の場所に有るブラックホールが別角度で撮影出来たら、
もっと精度の高い画像になるかもですね。

コメント