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メルセデス、ChatGPTで車載音声

今までの音声アシスタントを全て過去のものにしそうですからね。

Gadget Gate にメルセデス、ChatGPTで車載音声アシスタント「MBUX」強化へ。米国でベータ開始という記事が。

メルセデス・ベンツの音声アシスタントを変更するみたいで。
今までの音声アシスタントは、コマンド的発話に対しての対応でしたからねぇ。

車載の音声アシスタント「MBUX」に、OpenAIの自然言語モデルを使ったテキスト生成AI「ChatGPT」を統合するベータプログラムを、米国市場90万台以上の顧客向けに開始する。
音声アシスタントなので、文字生成の ChatGPT だと組み合わせ的にどうなの?って思うのですが、
発話とか聞き取りとかは今までのものが利用できるので、
それの補完って考えたらそれはアリですかね。

音声でエアコンの温度調整をしたり、現在地の天気予報などをたずねたりといったことは現在のMBUXでも可能だった。ChatGPTにより、さらに自然な会話で実行でき、追加の質問にも対応できるようになるとのこと。
確かに音声コマンドは、単語で指示出し。みたいな感じで行っていますが、
ChatGPT に代表される生成 AI では、ものすごく自然語で話しかけることが出来るので、
音声コマンドだと、何ていうの?のストレスが減りますかね。

単にオーディオを FM から USB に変更して欲しいだけなのに、
事前に用意されている音声コマンドとは一致せずに、
「もう一度発音してください。例えば◯◯を△△のように。」とかって言うのを延々と繰り返すと嫌になりますからね。
それに対して、自然語で指示出したことに意訳して理解してくれたら、音声コマンド繰り返しっていうのは減りそうですね。

MBUXとChatGPT統合システムのベータプログラムは6月16日から開始され、米国内の希望する顧客は「Mercedes me」アプリから参加できるほか、MBUXを通じて音声で参加申請することも可能だという。
もう始まっているんですね。
アプリからの参加っていうのは分かりますが、
音声コマンドで参加申請出来るのは便利ですね。
ただ、「ベータテスト参加」のコマンドが通らずに、何度も言い直している事が起こるのなら、
本末転倒にも思ってしまうのですが。

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