ついに規格最大容量へ。
いつものインプレスにキオクシア、2TB容量のmicroSDを試作。2023年に発売予定という記事が。
SDXC 規格が策定された時に、あのサイズで 2TB なんて容量出来るのか?
って思っていました。
業界最大容量となる2TBのmicroSDカードを試作し、基本動作を確認したと発表した。2TBのmicroSDの試作は業界初で、量産予定は2023年を予定している。
MicroSDXC の実寸って相当に小さいので、
あの中に 2TB?って思いますが、まずは試作で基本動作を確認したって事なので、
これから速度、耐久性、信頼性とかの確認と試験ですね。
SDXCの規格仕様は2TBまでと規定されているが、キオクシアによると実際の製品化は実現されていないという。
1TB の SDXC はサンディスクブランドのものを見たことが有るので市販化されていますが、
2TB はついに到達点って感じですかね。
ただ、規格上限まで達したって事は、この先次の規格策定がされるのかな?って気が。
同社の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」と自社開発のコントローラを使用。独自の薄厚チップ多段積層パッケージング技術によって、チップ搭載部分の厚さが最大0.8mmのmicroSDメモリカードのパッケージ内に、1テラビット (128GB) のフラッシュメモリのチップを16枚積層している。
サイズが同じで容量を増やすには積層だよねぇって思いましたが、
128GB x 16 層 = 2048GB なので、まさに 2TB ですねぇ。
試作品なので当然ワンオフのでしょうから、発売価格なんて予想できませんが、
1TB 品の倍の実装と歩留まりとかを計算して価格が決定するんだと思うと、
最初は 2.5 倍位の価格設定になるのかもですねぇ。
とは言え、価格がこなれてきている 512GB からの容量アップで 1TB だとすぐに容量不足になりそうなので、
2TB っていうのは魅力的ですねぇ。
来年の早い時期に量産化して欲しいなぁと思ってしまいました。
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