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光ディスクは滅びぬ。

確かにバックアップ用途としては現状は選択肢じゃないですよね。

いつものインプレスに光ディスクは滅びぬ。1TBあたり5ドル未満の光ストレージ技術という記事が。

CD-R が出た時に 650MB の容量でバックアップ出来るっていうのは、
もの凄く画期的でした。
超大容量の CD にドンドン記録して行けるって思ったものです。

しかし、現状では BDXL の 4 層 128G が最大。
今では少ない?って言われる 2TB の HDD のバックアップを行おうとしたら BDXL 4 層のメディアが何枚必要?みたいになってたり。

2024年投入時で1ディスクあたり1TB、これを10枚集約したカートリッジで10TBを達成する。その一方でコストに関してはHDDが1TBあたり25ドルであるのに対し、1TBあたり5ドル未満を達成できるとしている。将来的なロードマップでは1TBあたり1ドル以下を目指す。
HDD では集積密度とプラッター枚数を増やして容量を増加させていますが、
この光ディスクでも、1 枚あたり 1TB で、10 枚セットにしたカートリッジで 10TB の容量を実現。
それに伴いコストも 1TB = ディスク 1 枚あたり 5$ 未満って事は、
1 カートリッジあたり 50$ 以下って事になりますね。

低コストなデータアーカイブ技術としてはテープがあるが、Folio Photonicsの光ディスクはランダムアクセス性を実現できるほか、電磁パルス攻撃、サーバー攻撃から保護できるエアギャップ、100年のメディア寿命を提供する。
確かにテープの容量は凄い勢いで増加していて、
LTO-9 まで出ていて、圧縮時 45TB なんて容量ですからねぇ。
確かにテープメディアはランダムアクセスは弱いですが、
記事にある電磁パルス攻撃の耐性って、ディスクはそうでも読み取り装置側が電磁パルス攻撃でダメになったら
結局読み書き出来ないんじゃ?って思うのですが。
ああ、ドライブ側は良品を用意すれば問題無しって事ですか。

現在のHDDとLTOテープのロードマップは、ユーザーのニーズと将来希望する価格帯を満たすには、技術的な進歩が不十分であるとしており、これを光ディスクで解決できるとしている。
そうですかねぇ。
それでも LTO-9 が 2021 でおおよそ 3 ~ 4 年で次の規格にスイッチしているので、
おそらく 2024 ~ 2025 年頃に LTO-10 ですよね。
そうなると規格上 120TB って事なのでほぼ三倍って容量になるので、相当な量だと思いますけどねぇ。

まぁ、LTO テープって驚く位の値段しますから、
開発元の価格的にどうなの?っていうのも頷けない事では無いですが。

何れにせよ 2024 年に投入される製品がどんなものなのか期待ですね。

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